¥29,800
Web限定価格 2万9800円(化粧箱入り・税込)
※木箱/別途1500円(税込)
まぼろしの絵付技法「釉裏紅」を再現したお茶碗となります。
「釉裏紅」(ゆうりこう)とは、釉(うわぐすり)の裏、
つまり陶器の表面のガラスコーティングの下に紅色で絵付けをほどこす技法となります。
釉裏紅は、中国において唐の時代である9世紀(約1200年前)に開発されました。
そのあと一時とだえ、元の時代の14世紀(約700年前)になって釉裏紅技法を工夫して定着しました。
しかし、中国の元時代を終わると、その技法も途だえることとなりました。
日本では江戸時代の17世紀(約400年前)に佐賀県の伊万里焼(いまりやき)でわずかながら試みています。
釉裏紅の製造量は非常に少なく、遺品も希少なものとなっています。
今回は、その「まぼろしの技法」とも言える釉裏紅を抹茶碗で再現することに成功しました。
この釉裏紅は技術的に非常にむずかしいものとなります。
そのため、次回の製作は未定となっております。
なにとぞご了承ください